2010年04月24日

自分をアピールするには

もし自分を生かしたいと思ったら・・・

相手を生かすこと。
与えられたことを受け止めること

だと目の前で教えてもらった。


ある人は
明らかに不満だった。

こんなところは嫌だと。
もっと目立ちたい。
もっと広いところがいい。

そしていなくなった。



ところがある人は
すっと溶け込んだ。

狭さは自分が外に出て声を出すことで
見事にカバーしていた。

そして
自分だけをアピールせず
さっと見て
相手もアピールした。


見事だ~~~~~と思った。

こんなことがさっと出来る人がいるんだ!
と思った。

私はつい競っちゃったからね。
焦って自分だけをアピールしたから。

それはやっぱり恥ずかしかった。。。。


その方は
キラキラしていた。
純粋さと経験が同居していた。

私もこんな方になりたい。
こんな年のとりかたをしたい。

  


Posted by あんこだま at 19:09Comments(0)私時間

2010年04月24日

『ぼくらのごはん』1日目

今日はスコーンと晴れ☆
神様が祝福しているって感じた。

初めてのイベント出店。
アピールの仕方もいまいちで
いささか場所に立ち遅れを感じたりもした。

でもこのイベント。
主催者の愛が溢れていて。
スタッフ、皆さんの気持ちがとっても心地いい。

そんな場所は全ての循環が良くってとっても居心地が良かった。

外からふと自分が立っていた場所を見てみたら。。

「わ~
私、なんて素敵な場所に立たせてもらっていたんだろう・・」
って感激した。

善光寺門前で
蔵で
いつか自分の仕事場、居場所、発信場所が欲しいと思っているから。。

冷静になって
振り返ると
かなり嬉しい。


明日もいますので
お暇な方は是非お出かけください。

  


Posted by あんこだま at 19:02Comments(2)

2010年04月24日

箱膳その2

ショックだったんだよね。
感動というよりも。


たった50年くらい前の
現実の話なのに
何にも知らない自分が。

そして
悲しくなり
未来を不安に思った。


箱膳が当たり前だった50年前。

家畜やおかいこさんは
ヒトより偉かった。

一番日当たりのいい場所を取り
ヒトは隅で箱膳でごはんを食べた。

家族みんなが
当たり前に顔を合わせる食事。

そこは
しつけの場所であり
行儀が悪かったり
話をしたりすると

父親の箸でたたかれたと言う。

食事は当たり前だけど
母親などの女の手作り。

食事は小ぶりの食器に
食べられる分だけ。

副菜は無駄がないよう
取り分け皿で回ってきた。

食べ終わったら
ご飯茶碗に白湯を入れて飲み
各自の布巾で拭いて片付ける。


今日電話をくださったMさんから
「昔の食事にあったのは
難しい言葉で言えば
存在価値だって言うよ。」

あなたはここにいていいんだよ。

当たり前の生活が
繰り返すことで
身に染みることが出来たんだと思う。


それと感じたのは
父親、母親の
圧倒的な存在感。

食を担ってきた女性。
今では食事を作ることが厄介者のように扱われるけど
やっぱり女性は
与える
癒す
察する力があるんだよ。

それを発揮しなくちゃ…。


そして
田舎の日常にまであった
日本人の心。

もったいないことはしない。

自然を敬う心。




今の時代に生まれて良かったと思う。

出来ることはある気がする。

でも私たち世代に共通して感じるのは
寂しさ。


自分って何?
親って何?
女って何?
日本人って何?



箱膳は
それを紐とく
ひとつの入口になると思う。
繋いでいきたい。
  


Posted by あんこだま at 02:19Comments(0)私時間