2010年04月19日

「未来への羅針盤プロジェクト」船越康弘

自然食の宿「わら」のご主人の船越康弘さんの講演記録
「未来への羅針盤プロジェクト」

2005年の講演会記録なんだけど
全然古く感じないのはなんでだろう??

今日見ないとまたチャンスが遠くなる!と思って
約4時間最後まで見た。

笑いあり、脱線あり、そして私が最後は号泣。


気づきがいっぱいあり、
料理に携わっていながらなんて驕っていたのかと
自分が情けなくもありました。


食べるってただそれだけで
私達、ヒトの命は祝福されているんですね。

他の動植物の命をただ強いというだけで
奪い取る私達、ヒト。

いっぱいの命から支えられている
この自分の命を精一杯生きなきゃ、
だめでしょ。。


だから
「私なんかが」とか思わない方がいい。

「でも」
「だって」は運を逃すよ。

超えられない宿題なんて
神様はくれないよ。。



他の人に教えてもらった言葉
「なりたい自分になるには
山でたとえるなら6合目からがきついよ。」

そこを抜けた方が持つ爽快さ。

自分の本分を果たせば
後に道はできているんだろうなあと改めて思った。  


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2010年04月18日

「宇宙主夫日記」「なんとかなるさ」part2

私、この本読んですごいなあと思ったのが
直子さんが変わったこと。

時間がかかったにせよ、
家族を傷つけたかもしれないけど

自分のクセを見直して
変わったこと。

自分のクセを見直すことって
とても勇気がいるし
ずっとず~っと積み重ねてきちゃっているから
なかなか直らない。

本当に直すことは難しい。
(私も実践中。)


旦那さんも調子が悪くても
直子さんの変化を感じて
変化に賭けることしたこと。

それがやっぱりすごい。

人って裏切られた
分かってくれないと思うと
信じることが怖くなるもの。


家族って
一緒にいるから分かっているような気持ちになっちゃうけど
実は分かっていない方が多い気がする。


どう頑張っても
どう伝えても
「分かってもらえない」
家族の中でそう感じた孤独感は
癒すことが難しい。

でも
信じたい
温まりたいっていう気持ちは
いっぱい蓋をしたとしても
あると思うから・・・・。


最後は
自分の気持ちに素直になれるか

または
傷つけてしまったことを素直に謝れるかどうか
そして本気で変われるかどうか

なのかな。。。


お互いの存在を感謝しながら。


心穏やかな家庭が増えることを願って。










  


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2010年04月14日

「宇宙主夫日記」「なんとかなるさ」

読後感は。。
「よく分かり過ぎる。」

宇宙飛行士として旅立った
山崎直子さんとご主人の山崎大地さんの著書です。


共感できる部分が多すぎて
かつ
夫婦、男女、夢を叶える側とそれを支援する側の双方で書かれています。

同じ出来事を
夫婦の立場で書かれているのも
すごく意義深い。


あまにりも良く分かってしまうので
読むのが辛くなったりして飛び飛びで読んでいます。


だから今日は第一部で、また何回か続いて感想が書けたらいいなと思っています。


先日の東京ワークで、
感覚として
男性として生きていくのは
本当にプライドが大事なんだと分かった。

よく言われてきたのよね。
「男の人を立ててあげなさい。」って。

でもどこかで
それって時代錯誤じゃない??って思ってきた。

だから選んだのも公務員。
男女平等が原則だった。

それが長野に来てみてビックリ。
特に年齢が実母くらいの女性が男性を立てていることが多くて。

これからは草食男児と言われていてどうなるのか分からないけど
でもDNAとして
プライドで生きているのが男の人なんだと思う。

だからその部分が大事にされていないと生きていきにくいんだよね。


と同時に
女性がその男性のプライドを理解した上じゃないと
パートナーがいれば尚更
夢は叶いにくいんだろうなあと思うし、

男性以上の強靭な精神力っていうのは
必要にはなるんだろうな。

そこには強いっていうだけじゃなくて
柔和さ、が求められるんだろうなと思います。


夫婦は
同じものを見て
同じことは感じていないのが当たり前。

家族だからこそ
過剰な甘えや期待があったりする。

それを本来の優しさや愛情で
どう乗り越えるか。。

どう上手なコミュニケーションをとるか。

山崎ご夫妻の
厳しい現実と夢かなうまでの軌跡を
ご一緒に体感していただけたら嬉しいです。

是非セットで読んでみてくださいね~。

  


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2009年12月31日

「いのちのハードル」木藤潮音

ママイキ112期長野、最終日。
クリスマス前だからとプレゼント交換の代わりに本の交換会をした。

私は選んだ本を遅れてきたTちゃんと交換。

2冊入っていた本。
「1リットルの涙」と「いのちのハードル」。

脳機能はそのままに身体機能だけが失われていき、最後は死に至る難病と闘う女の子と、その母の手記。

感激、感動もしたけど、まだ消化しきれていない。

でも「いのちのハードル」の冒頭で載せている亜也さんの詞。

生きている人として、
親として、
娘として
問われずにはいられない。

私も言い訳をして家族に甘えすぎてはいないか。

親として子ども達に愛を伝えきれているのだろうか。
大人として姿勢を正した生き方をしているのだろうか。

今を、自分を
ありのまま受け入れているだろうか…。

どんな状況であっても
諦めず
光を見つけだそうとしているだろうか。


いっぱい自分に問いかける。

Tちゃん、素敵な本をありがとう。

以下「いのちのハードル」から抜粋。

題、お母さんへ

わたしは、大きな人間になりたい。

すべての罪を許せる人でありたい。

四十五歳のお誕生日、おめでとう。

心の中にいつも信じてくれているお母さんがいる。

だからいつも自分を信じて行動ができるんだってわかったの。

「障害」を背負ってかなりまいっているけれど頑張るわ。お母さんの子だもん。
(中略)

お母さんの後光が見えてきたような気がするんです。
病院であんなにたくさんの友人ができたのも、お母さんのおかげです。

お母さんのまねをして、挨拶をしっかりしたからなのです。

(中略)

そしていつも笑顔を忘れないでいました。

お母さんの誕生日にあたって、わたしは反省しています。

これまで言葉足らずだったね。

その代わりお母さんには甘えてしまい涙がよく出ました。

弟や妹もだんだん大人になります。

この上、わたし一人が立ちおくれてイジイジへたばっていてはいけない。

思うように動かないとわかっていながらも、はっきり「できない」と言えず、みんなにいやな思いをさせてしまった。

これからはもっと態度をあらためていこうと思うの。
お母さん。

なるべく長生きしてね。

わたしの幸せな姿、生きている姿を見せてあげたいから…。

苦しんで苦しみぬけば、きっと向こうには、虹色の幸せが待っているよね。

そう信じましょう。

じゃあ、おやすみなさい。お母さん。  →続きを読む


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2009年11月23日

「サービスを超える瞬間」

やっと、今更読みました。

高野登著
「リッツカールトンが大切にする
サービスを超える瞬間」

こんなに情景が見え、
人の感触を感じ、
まさに5感で感じる本が久しぶりでした。

1つ1つのエピソードが
まさに自分がそこにいる感じ。

そして
何故そのエピソードが生まれたのか
ミスティークはサービスされた方は神秘だけど
サービスを生む方は当然の行き着いた先なのかも、と思いました。

私、以前東京都の職員でした。
そして社会福祉職。

だからサービスの固定化もよく分かるし、
感性が鈍っていくのも知っているし、
個が既存の集合体に壊されて、飲み込まれていくのも
よく知っている。

個の感性を生かす、最大限に伸ばす。

でもそれは
双方にとって責任なんだな~と思った。

そうであるように
企業は最大限のシステム作りをし、
個は最大限の努力を惜しまない。

でもそれがと~~っても楽しい!!

今更ながら
直接会って、お話した
高野登さんの印象とかぶる。


私も惜しまず、
自分のワクワクを存分に感じて
人を大切に。。
小さな一歩と
一日を重ねていきたいな~と改めて思った。

  


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2009年09月10日

「ホ・オポノポノ」

実はおととい自宅団地の共有駐車場にてお隣さんの車と接触事故を起こしてしまいました。

まずはお隣さんに謝りに行き、
保険屋さんに電話をして。。

最近またまたこの感覚。

ものすごく足をひっぱられる感じ。

何か自分の負のものと向き合っている感じ。。。

言葉にすれば
「良き妻、良き母って何だろう?」
自分の中にどうしても自分自身と統合されたイメージが出来ない。
だからすごく苦しい。

百姓屋敷「わら」の船越さんの言葉にもありました。

「良き父、良き夫の次に良き料理人であれば良い。」
「まず家族に食べてほしくて、美味しいものを作った。」

自分自身がそれを欲している。
そう感じるんだけど、どうしても分からない。
もがいている感じ。

だから「ホ・オポノポノ」に書かれている
光に手をかざすと影が出来る話はすごくよく分かった。

今、私は自分の心にある、古い記憶に焦点を当てている。。。
だからその先の光が見えないんだ。。

苦しいけれど自分の中の核心に近づいている感覚はあります。

自分の光が見えますように。
周りのみんなも幸せを感じますように。

そう思えなくてもお経のように心が穏やかになります。

「ごめんなさい、
ゆるしてください、
ありがとう、
愛しています。」

ほんと、自分を愛して、赦していく作業なんだろうな。

船越さんから持参した料理本にサインいただきました。

同じ言葉。

「ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

感謝に勝る料理なし。」

「わら」で購入しました。
やっと手に入れた本。

ここまで導いてくださったみなさん、ありがとう。




  


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2009年08月26日

「さあ、才能じぶんに目覚めよう」





勝間和代さんの本で紹介されており、興味を持って購入。
でもしばらく本棚に置いてありました。

前回のNLPでこの本のことが話題になっていました。
「あのテストはやってみるといいよ~」の講師の言葉に俄然やる気に!!

最初から読み始めたものの。。
やっぱり途中からパスし、
テストをしてみたのでした。


すると。。

???
!!!

けっこうびっくり。
自分としては意外な結果でした。

私の強み。
収集性。
運命思考。
ポジティブ。
適応性。
戦略性。


へ~。そうなんだ~。

こんなにいっぱい強みの要素があって、
私にはこれなんだ。


この強み、私の中には今までベスト5にはあまりなかったような気がします。

適応性とか必死で身に付けたもののような気がするし。
収集するのって。。あまりいいことのように捉えたことがなかったような気もするし。

でも何より、自分の小さいころの夢とかを思い出しました。

アイドル歌手になりたかったこと。
(そうそう、目立つの好きだったなあ。。)

大学は一番行きたかったのは哲学科だったこと。
(親に「就職できないわよ」と言われて断念しちゃったんだよね。。)

むくむくと自分の源泉に立ち返ったような気がしました。

なりたい自分も広がりが出たような気がします。

自分の強みを知りたい方、
一つの指標として、お勧めです♪

ママイキブログも立ち上げています。
コチラもご覧ください!


9月にひろっしゅコーチのDVD無料上映会を開催します!
詳しくはコチラから♪


  


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2009年08月04日

「たあくらたあ」






「たあくらたあ」ってどんな意味なんだろう。。。
長野の方言なのかな?

この情報誌、農楽里ファームさんから
「是非読んで見て!!」と言われて初めて手に取りました。

その先、が分かる情報誌。
そんな感じがしました。

例えば給食問題。

長野市では給食が止まってしまい、問題になりましたよね。

長野市市街地なんて、こんなに子どもいっぱいいるのに。。
えっ。
給食センター、たったの2つ(でしたよね)。
そんなのおかしいよ~。
大体、給食センターでご飯作ったら美味しくないじゃない。

量をいっぱい作ったら美味しいっていう方程式だって限界はあるし、
量を作るからこそ、手抜きもあったりする気もしちゃう。

でも手を入れるか、抜くかの差は、
その場で働く人がどんなに歯を食いしばって頑張っているか、
それを取り巻く市民がどれだけ現状を理解し、
声を上げているかなんだろうなあと、
「たぁくらたぁ」を読んで理解しました。

有名になった旧真田町の事例も
事例を知るだけじゃなくて
当事者の給食改革の根拠や困難も知ることが出来ました。

また小諸市では出汁をとる給食、
地産地消の給食が
作られ、育てられてきたこと。
それは栄養士さんの力に寄ることが大きかったことが
書かれていました。


茅野市でも実感したけれど
ホント政治の力って大きい。
生活の隅々まで気づかぬうちにコントロールされちゃう。

「たぁくらたぁ」にも書いてあったけれど、
立案で気づいたら遅くって、
計画段階でその真意を見抜かないとダメなんだよね。

政治ってけっこうセンスなんだと思う。

前茅野市長。
一人のママの声に耳を傾け、
ママの声の総意を耳にし、
ママの声を育児に関わる人に繋げて
長野県初の子育て広場を作った。

その手腕はすごいなって思う。
もちろん欠点はあると思う。
それを是非なんとか改善していってほしいと思う。

長野市は「たあくらたあ」のなかにも書いてあったけれど
市民の力も長の力もイマイチ弱いみたい。
規模が大きいのよね。
なかなか繋がらない。

私も長野市にいる間、問題と感じることは
ひとごととは思わず、関わり続けたいなって思った。


それ以外にも
まだまだ考えさせられる提起がいっぱいの「たあくらたあ」!
私もお友達に配りたいと思います♪


本はこちらで手に入るらしいですよ♪




  


Posted by あんこだま at 22:43Comments(0)book

2009年06月07日

「となりのミドワイフ」





やっと読めました。
先月保谷助産師さんからいただいた「となりのミドワイフ」。

これを読むのには。。ちょっと勇気が要りました。
茅野市で自分が置いてきたものと向き合う必要があったから。

でも読後感はすごくあったかい気持ち☆
それは著者の熊手麻紀子さんのお人柄なんだろうな。

すごく理解できたのが
熊手家のお子さんの育ち方。

熊手さんは助産院で3人のお子さんを生んでいるんだけど、
偶然に引き寄せられたものが大きかったと思う。
でもその偶然を宝と感じて、自分の気持ちに真っ直ぐに突き進んでいく。

でも(この点は私自身すごくすごく悩みでもあるのだけど)
子育て支援ほど、公の力が強く、個人の介入が難しく、全くお金にならない。
熱心になればなるほど、金銭的にも、時間的にも持ち出しが多くなる。

それを埋めてくれるのが熊手家のお子さんであったと思う。。

子どもってちゃんと見ているのだ。

親が何故働いているのか。
その意義は何なのか。
何のために働いているのか。。。

仲良く育ち、
自分のことは自分で出来、
親の仕事を助ける子どもに育ったそうです。

圧巻だったのが、
熊手さんが子どもの学級で性の授業を頼まれたときに子どもにそのことを伝えたら
OKを出したのこと。
それも第1子も、第2子も。

ちゃんと性と向き合い、受け止めていたんだよね。
すごい。
私、大人なのに向き合っているのかしら。
ちゃんと子どもに伝えられるのかしら。

熊手さんの子育てを中心に感想を書きましたが、
著書には、何故お産にこだわるべきなのか、が情熱いっぱいに書かれています。

お産が変われば、子育てが変わる。
お産が変われば、必ず社会は変わる。
そのためにもミドワイフ=助産婦さんは絶対女性のとなりにいてほしいのです。

是非もう一度。。
お産について考えてみませんか?




  


Posted by あんこだま at 21:54Comments(2)book

2009年05月29日

「起きていることはすべて正しい」




最近コミュニケーショントラブルが続いた気がしました。
多少?!凹んだところもありましたが、
それでも「悲しがりすぎず」「客観的に」捉えようと意識が働いたのは多分この本のお陰です☆

今ではTVでも、本屋でも、目に入らないときはないほどの有名人ですよね^^
私が最初に勝間和代さんを知ったのは「ムギ畑」から。
ワーキングマザーおよびその予備軍のためのネット上の会員制無料サイトです。


キラキラとご活躍している方を見ると。。
その原動力はどこに?と思う私。

でも多分活動的な方達ってやっていることは一緒なような。。。
例えば「捨てる」とか。「即断即決」とか。

この本はご自身の体験に基づいて書いてあるのでとっても説得力があり、
且つ理論的に書いてあるのでとても取り入れやすく感じます。
参考書も満載で、お得感まで感じてしまいます♪

勝間さんの特徴でもあるのでしょうが、
漢字、カタカタが慣れないと最初は読みにくく感じます!
でも一回自分の体験とリンクすると、後は読むのが楽しくなります。

私はとりあえず「マインドマップ」で思考の整理。
「フォトリーディング」を今年度中に受講して本をもっといっぱい読みたい!
あとは「ストレングスファインダー」で自分の強みをもう一度再確認したいと思います!

自分を変えたい!今を変えたい!という特に女性の方にお勧めです☆

「起きていることはすべて正しい」のです♪



  


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2009年05月21日

「この世でいちばん大事な「カネ」の話」






西原理恵子さんにはとても興味があった。
以前確かNHKの番組でアルコール依存症の旦那さんを抱えながら
子育てをし、絵を描く仕事を続けていたことを話していたから。

当時、引越しをして旦那さんが心の風邪を引き、
本社に帰ってきて手当てが減り、旦那さんのお給料も少なくなり、
私はやりたかった夢を置いてきて、
子供たちは喘息がひどくなり、
なんだかど~んと心が暗かった。

この中でも
お金がないってことはこんなに苦しいんだって気づいた。

先日のキャリマセミナーでも他のママから
「何でそんなに頑張れたの?」って聞かれ、いっぱい理由はあるんだけれど一番大きなものは
「お金なかったから頑張れた」んだと思う。

ただこのお金という価値観はやっかいなもので
心のどこかにお金をとやかく言うのは格好悪いと思っているところがある気がする。

だからずっと自分の中で四苦八苦しながらこの1年お金という価値観と向き合ってきた。

1年前の私は
「お金なんてなくてもどうにかなるもの」だと思っていた。

今はお金だけでは幸せにはなれないとは思うけれど
お金があれば多分私は自由になれる気がする。
そして大切なものを守れる気がする。

自由になった自分を見てみたいなって強く思う。

4月からちょっと自分に負荷をかけて働く時間を増やして
得るお金を増やした。
だから今度こそ!!
とりあえず1ヶ月、家計簿つけよう。

。。。。公言したからにはやらねば。。。


西原さんのこの本。
若者向けに書いてあり、とっても読みやすい本です。

西原さんの苦悩やこれまでの生い立ちや軌跡、大切にしたこと、お金について感じてきたこと、世界について。。。
赤裸々に心の想いをぶつけるように書いてあります。
女性が自分らしく生きていこうとするとき、お勧めの本です。


「人が生きていくということは、もしかすると遠い遠い家路なのかもしれない。

働いていてよかった、自分の仕事があってよかった。

お金には、そうやって家族を、嵐から守ってあげる力もあるんだよ。

いざというとき、大切な誰かを安心な場所にいさせてあげたい。

そう思うなら働きなさい。
働いて、働いて、お金を稼ぎなさい。
そうして強くなりなさい。
それが大人になるっていうことなんだと思う。

貧しくて、かなしい出来事をたくさん見てきた子ども時代のあの場所から、私も、とうとう、そう思える場所までたどりついた。

家族の笑顔がある場所。しあわせで安心な我が家に。」






  


Posted by あんこだま at 23:18Comments(4)book

2009年03月20日

「ハリウッド・ドリーム」






すごく装丁が綺麗な本だった。
海のような、青空のような。

帯の「信じれば夢は必ず叶う」という言葉も魅力的だった。

最近CMでドラゴンボールがアメリカ版で映画化されているのは見ていた。
その中で日本人らしき人がいるなあとも思っていた。
でもまさか田村英里子さんとは。

著書「ハリウッドドリーム」は単身ハリウッドに渡ってからの9年間を綴ったもの。

揺るぎない夢、
ともかく信じることがどれだけ支えになったかが書かれていた。

読んでいる立場としては本当に大変だったなと思うし、頑張ったなあって思う。
でも彼女は

「私は、一度も自分が苦労していると思ったことがない。

夢を失い、もう立ち上がれないと絶望したこともあったけれど、(中略)
みんなから勇気をもらってなんとか生きてきた。

嫌だったら、いつでも辞めてよかった。
でも、一歩一歩自分の人生を歩んできて、誰のためでもなく、
好きなことを続けている自分は幸せだといつも思っている。」

最近、純粋に自分と向き合うことの大切さをしみじみ思う。

小さい石ころを積み重ねるような毎日なんだけど、
きっとこの作業が大切なんだ。

そしていつか私は、
「私って生きているだけで幸せだな~」
って実感する日を迎えたい。

何がある、とかそんなこと抜きで、
生きているただそれだけで、幸せと言える自分になりたい。

そして今はその日は必ず来る!と信じられるのが大切だと感じる。

この本は自分を、心にある夢を信じることの大切さを教えてくれます。

「私に出来たのだから、あなたにも絶対できるはず。

大事なのは本当は何をしたいのか、どんな人生を生きたいのかじゃない?

夢に辿り着くまでの長い長い時間、人生の大半を費やすのだから。」

  


Posted by あんこだま at 23:17Comments(0)book