2009年11月10日

常に自分に正直であること。

今日は旧大岡村にある農楽里ファームに行ってきました♪

今日はや~~っと夢が叶った日!
一度じっくり農楽里ファームの遠藤さんと話を聞いてみたかったのです。

農文協の池田玲子先生と
農楽里ファームの遠藤さんの話がじ~~~~っくり聞いてみたい。。
そしてそれを同年代のママに伝えたい!

だからお願いしちゃったんです。
コチラに!

今日はそっか、そっかと遠藤さんの話を聞いて
私としては謎が解けたような感じでした。

今日は遠藤さんの経歴や有機無農薬農業への思いや子育て、パートナーシップについて。。。
盛りだくさんに聞きました。

私自身、びっくり仰天だったのが
遠藤さんご夫婦のあり方だったんです。

普通、女性が家を空けるのは好まない男性が多いような気がします。
でも遠藤さん、今回の市長選でもお家お留守のときが多かったかも!

でもでも。。
遠藤さんに不穏な雰囲気はナシ。

どうしたら、そうなるの????

今日のお話で響いた言葉。

「喧嘩はするけど、
パートナーに対しては尊敬の気持ちは根っこに持っているよ。

それは子ども達もちゃんと分かっていて、
腹の中で相手を嫌いだとか、見下す気持ちがあったら、
それもちゃんと見抜いているよね。」

「私のやっていることは
私にしか出来ないことだということ、
それは社会にとって必要だということを分かってくれているから。」

「家族にたいしては
常に自分に正直であること、率直に伝えることが第一かな。」


常に自分に正直であること。。。

これに尽きるんだろうなあ。。


  


Posted by あんこだま at 23:57Comments(0)うむうむインタビュー

2009年09月18日

農文協・池田玲子先生のインタビュー

うむうむ通信が配布されています。

今号は
お産なんでもトークに参加した
NPO法人e-MADO病気の子どもの総合ケアネット事務局の亀井智泉さんの投稿や
(お産トークの大切さに心がほろっときます)

ロハスカフェ「環境とからだといのち」
~もっと知りたい!!エコナプキンのこと カラダのこと~
も特集されていて、

と~っても盛りだくさん!
充実した内容となっています!
是非手にとってくださいね。

各児童施設(じゃんけんぽん、助産所ほやさんには必ず置いてあります)
でご覧くださいね。


代表のなかえちゃんとは今、ママイキ112期長野の主催をしています。
このご縁に感謝☆

第2回目のインタビューは農文協役員の池田玲子先生です。
情報誌KURAno91「郷土食百貨」で巻頭言を書いていらっしゃいます。
みなさん、農文協ってご存知ですか?
農文協とは、農と食・健康・教育を軸として、総合的活動を展開する文化団体です。
池田先生は40年長野県職員として農村の生活改善事業に勤務され、
現在は農文協の役員をなさっています。
ですから食と農のスペシャリストであります。
今流行りの「食育」。食べることは命をいただくこと。
でもどうしたら子ども達に伝わるのでしょうか。
また今の私たちの食事情から池田玲子先生が見えるものをお聞きしました。

・ 命っていとおしい

「では題材をじゃがいもとしてみましょう。
じゃがいもの身になって、命の仕掛けを感じてみましょう。
もうすぐじゃがいも堀りが始まりますよね。
どうしてじゃがいもって土寄せをするのかしら。

それは土にいた方が安全だから。
では土からはみ出しちゃったじゃがいもは?
そうそう、緑になってエグミが出ます。
何でエグくなるのでしょう。。。

それはじゃがいもが自分で命を守っているんですよね。
エグイと人も獣も食べません。

またじゃがいもの芽には毒がありますよね。
調理の時にただ取り除くのではなくて、その訳を子供たちと一緒に考えてみましょう。

自分で芽を守っているんです。
じゃがいもが自分で命をつなぐ仕掛けを持っているんです。
いとおしいわよね。」

・ 食べることは命のリレー

「また食育は農から始まらないといけません。
収穫は農作業を繰り返して待って、待ってやっと出来るもの。
自分の力だけではできないということがよく分かります。

例えば田んぼの土1センチが出来るのは10年かかるのよ。
収穫できたのは耕してきてくれたご先祖さまのお蔭でもあります。

私たちが子供だったころは、初物は東を向いて頭を下げ、
神棚に上げてから家族全員で少しずついただいものなんです。

それが自然に寄り添って生きてきた日本人の原点なのよ。
世界は全部つながっていて、次の世代にリレーする命の営みなの。

食べるっていうことはありがたい、お蔭様でと感謝しながら
自然の一員であることを感じて命をつなげることなのよ。」


・ 現在の日本の食事情から見えるもの

「今、日本人の心が見失われているような気がします。
自給率は40%を切り、山やむらは荒廃が進んでいます。
食べ物がほしいと工業製品を売って買えばいずれ以前と同じく戦争になります。
海外の買った先の農民はいかに苦しんでいることか。

日本人としての心を手放してしまったのは戦争が全ての始まり。
私は自分の人生をこんな日本にするために頑張ってきたわけではないという思いがあります。

是非長年培ってきたほんもののくらしの知恵や技を、昭和を生きた人間の置土産、
世直しとして次の世代に残していきたいと思っています。」 

池田玲子先生、お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。


 ~インタビューを終えて~

戦後のまだまだ男性優位の環境で女だって出来る!と仕事に奮起されてきた池田先生。
でも無我夢中で仕事をしてきた結果
「子供を生んでよかったのだろうか」という思いが今尚あるそうです。

そんな女性の歩みがあるから今の私がある。
今は今の時代の課題があるけれど、
平和を愛し、オンナだからこそ感じることを大切に生きていきたいと思いました。

哀しみを知っていらっしゃる先生だからこそ見える、小さな命の輝き。
先生が紡ぎだす、命の物語りを多くのママに知ってほしいと心から思いました。

ひろっしゅコーチのブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/hmproject/

ママイキブログも立ち上げています。
コチラもご覧ください!


9月にひろっしゅコーチのDVD無料上映会を開催します!
詳しくはコチラから♪

                      


Posted by あんこだま at 06:21Comments(4)うむうむインタビュー

2009年06月27日

池田玲子先生

今日、私の憧れの方!!
長野に来て、この方と出会えてよかった!!!
と思った方と再会し、「うむうむネット」インタビューとしてお話を聞くことが出来ました♪

それは農文協役員の池田玲子先生。
現在発売中の(長野限定ではありますが)
「KURA 郷土食百科」にて信州の食文化の巻頭言を書いていらっしゃいます。


池田先生を憧れるところ。
それは、この年齢になったら先生のように生きていたい!!と思ったこと。
農と食への情熱。
今の社会への危機感。
洞察力。
観察眼。
好奇心。

そして
命への愛情。

先生の哲学。

去年長野市農政課主催の「食と農の輪作りリーダー養成講座」で先生が何回が言っていた言葉。

「私、このままじゃあ、死ねない。」
「こんな世の中作りたくて旦那や子どもを置いて働いていたわけじゃない。」

「命の営みがいとおしい」という先生。
その裏にある、ご自身の葛藤の半生。

戦争の悲しさや
女性として生きていくことの困難さを乗り越えてきた方達の上に
今の自分を含めた、女性の生き方があるんだなあって改めて思った。

つくづく思った。

今の自分の環境にまず感謝しなきゃ。
でも満足しすぎずにね。
おかしいって思ったことは、その思いを貫く生き方をしていきたい。

食育って。。農や食を通して命を伝えること。
それは出来そうで、なかなか出来にくいことのような気がする。
今の食卓はお金と結びついているけれど、命や文化とは切り離されているから。

池田先生のお話を是非、是非、一人でも多くのママに伝えたい。
強く思った。



  


Posted by あんこだま at 00:39Comments(2)うむうむインタビュー

2009年05月08日

保谷助産院

昨日初めて!念願の!
保谷助産院を訪れました~☆

以前いた茅野市では。。一帯に助産院はなく、
壬生助産師が引っ越す半年くらい前に乳母外来を開いてくださっただけで・・・。
私の経験では、助産師さん=病院のなかにいる人となっていました。

壬生先生にお会いしたときのことは2年くらい前になってしまうのに
今でもはっきりと覚えているんですよね。

「いい育児はいいお産から」
「お産は人それぞれ」
「無理にいきまなくても赤ちゃんの力とお母さんの息が合えば自然と生まれてくるのよ。」
(陰部を切ることもない。)
「赤ちゃんは水筒とお弁当を持って生まれてくるから
おっぱいをすぐに飲まなくても大丈夫なのよ。」

壬生先生がいらした病院(今は分娩を扱っていないのですが)はすごく評判がよくて
そこでお産をした友達がこぞって、
「またお産をしたい!」という言葉が今でも残っている。

最初の子どもの育児で躓きを感じた私は
壬生先生の言葉が今でも宿題のように残っている。
でも保谷先生にお会いしたら、この宿題を解くことが自分の人生の鍵なんだろうな~って感じた。

正直に言ってまだ自分の中で消化しきれていないんだけど、
ここで書かないと忘れちゃいそうだから、今心に残っている感想を少し。
詳しくはうむうむネットさんから出る機関紙をご覧ください~。
私の方でも持っていると思いますし、じゃんけんぽんなどにも置いてあります。



保谷先生も言っていて・・・
壬生先生も言っていた言葉。
「いきまないお産なんて、あるなんて思わなかった。」

昔と言っても戦後しばらくは近代的な病院で産むことが主流ではなかったと思う。
でも今は主流。

戦後の教育を受けてきた助産師さん達も
「衛生的で近代的でどんな対応もできる病院で
管理をし、数字を見て把握し、
分娩台の上で仰向けになって産むこと」がお産だと思っていたと思う。

その助産師さん達が目の当たりにする。
いきまなくてもできるお産。
そしてその方が明らかに誰にとってもいいお産。
それはお産の当事者の力を引き出すお産。

便利すぎる社会の中で、
自分の力を感じる、
自分の力を信じきることってできているのだろうか。

この命題は今、私が食でも感じること。
食を軽んじることはとっても簡単。

辰巳先生曰く、
「毎日毎日の薄紙を重ねるがごとく、食することが
自信へと繋がる」。

自分の人生は自分にしか生きられない。
簡単に諦めちゃだめ。
自分をいっぱい感じて、自分をプロデュースして!

大切なのはきっと決めることよりも決めるまでの過程や想い。
そして結果よりも
そこに辿り着く前に自分の資源を増やし、最大限に生かすこと。

前にマラソンやりたいってブログに載せたでしょ。
その奥の、奥の想いは
3人目がいたらいいな~っていう想い。

40歳になっても。。
体力に自信があり、自分を律することができれば。。。
3人目ってありだと思う☆

貴重な、お忙しい中、気持ちを汲んでくださり、
お話するお時間を分けていただいた保谷先生、本当にありがとうございました。
(それに先生から本のお裾分けが☆また感想は載せますね~。影響大の本になりそうです。。)











  


Posted by あんこだま at 14:43Comments(2)うむうむインタビュー