2009年11月14日
子育ては毎日の食卓からーひらがな料理普及隊09・10vol3
・ 家庭料理を受け継ぐことは自分を知るということ。
前回海瀬さんのお料理教室で教わった、おこわ。
とっても手がかかっていて、だからこそ美味しくて圧巻でした。
米のつぶが光って、主張しているんです、冷めても硬くならない。
それにしても何故あんなに美味しかったのか。。
そこには海瀬さんのお祖母さまの物語がありました。
「私のおこわの作り方はとっても手がこんでいるの。
おこわは普通蒸すのに45分くらいだけど私は1時間半くらいはかけています。
おこわが握れるくらいになったら小豆が切腹(割れない)しないように煮汁と一緒に入れます。
そして下から蒸気が上がったら、おひつにあけて、団扇で扇いで、
そこに日本酒を回しいれて、また団扇で扇いで仕上げます。
この方法は祖母のやり方だったの。
祖母はお祭りには必ずおこわを作って、食べた皆さんから美味しいって褒められていたそうです。」
おこわからお祭りの華やぎが伝わってきます。
海瀬さんのお祖母さまの真心や誇りが伝わってきます。
美味しいものには歴史がある、物語がある。
家庭料理を受け継ぐということは自分のルーツを知ることでもあり、
先祖に感謝する、知恵を生かすということでもあるのですね。
郷土料理の奥深さの訳を一つ知ることが出来た気がしました。
・ 地域の食文化は毎日の食卓から。
「ひらがな普及隊」の娘さんが部活の打ち上げに、
お家でポテトサラダをいっぱい作って持っていったそうです。
誰からも持ってこいなんて言われていないのに。。
親の背中を見て育っているんですよね。
何か会が終わると長野の女性達は自慢の1品を持ち寄り互いをもてなす、
その心を見ていた娘さんはしっかり受け継いでいたんですね。
食べる方を思いを馳せ、自らの手で作り、もてる技量を注いで作る。
それがまた喜ばれる、励みになる。
人に尽くし、人に感謝される。
それが料理を作る心。
娘さんが打ち上げに持っていく料理を作っているときも、
きっと食べる方を思い出し、喜びでいっぱいだったのではと思います。
家庭で料理を作ること。
これは立派な子育てなんだと改めて思い、とても自信になりました。
そして毎日の食卓から地域の食文化は作られていくんですね。
子育てって。。
特別何かすることではなくていいんだな、って思えた瞬間でした。
それよりもむしろ毎日、毎日を丁寧にまっすぐと生きること。
親として、大人として道を示すこと。
それでいいんだ。
書くことで導き出せて、この出会いに感謝しました。
ママのイキイキ応援プログラム
おかげさまでお申し込み25人超えました~。
ひろっしゅコーチが長野に来るチャンスはまたとないかも?!
是非ご一緒にイキイキママになりましょう~♪
詳しくはコチラから。
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とっても手がかかっていて、だからこそ美味しくて圧巻でした。
米のつぶが光って、主張しているんです、冷めても硬くならない。
それにしても何故あんなに美味しかったのか。。
そこには海瀬さんのお祖母さまの物語がありました。
「私のおこわの作り方はとっても手がこんでいるの。
おこわは普通蒸すのに45分くらいだけど私は1時間半くらいはかけています。
おこわが握れるくらいになったら小豆が切腹(割れない)しないように煮汁と一緒に入れます。
そして下から蒸気が上がったら、おひつにあけて、団扇で扇いで、
そこに日本酒を回しいれて、また団扇で扇いで仕上げます。
この方法は祖母のやり方だったの。
祖母はお祭りには必ずおこわを作って、食べた皆さんから美味しいって褒められていたそうです。」
おこわからお祭りの華やぎが伝わってきます。
海瀬さんのお祖母さまの真心や誇りが伝わってきます。
美味しいものには歴史がある、物語がある。
家庭料理を受け継ぐということは自分のルーツを知ることでもあり、
先祖に感謝する、知恵を生かすということでもあるのですね。
郷土料理の奥深さの訳を一つ知ることが出来た気がしました。
・ 地域の食文化は毎日の食卓から。
「ひらがな普及隊」の娘さんが部活の打ち上げに、
お家でポテトサラダをいっぱい作って持っていったそうです。
誰からも持ってこいなんて言われていないのに。。
親の背中を見て育っているんですよね。
何か会が終わると長野の女性達は自慢の1品を持ち寄り互いをもてなす、
その心を見ていた娘さんはしっかり受け継いでいたんですね。
食べる方を思いを馳せ、自らの手で作り、もてる技量を注いで作る。
それがまた喜ばれる、励みになる。
人に尽くし、人に感謝される。
それが料理を作る心。
娘さんが打ち上げに持っていく料理を作っているときも、
きっと食べる方を思い出し、喜びでいっぱいだったのではと思います。
家庭で料理を作ること。
これは立派な子育てなんだと改めて思い、とても自信になりました。
そして毎日の食卓から地域の食文化は作られていくんですね。
子育てって。。
特別何かすることではなくていいんだな、って思えた瞬間でした。
それよりもむしろ毎日、毎日を丁寧にまっすぐと生きること。
親として、大人として道を示すこと。
それでいいんだ。
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