2010年02月25日

小幡さんのマクロビ教室を主催したいと思った理由

小幡さんのマクロビオティック料理教室を主催したいなあ
と思った理由です。

お料理にびっくりしたこと。

説明にも入れさせていただいたとおり、時間が経っても素材の味を感じたんです。
要点を押さえて教えていただけることにもすごく有難かったです。

「卵、乳、大豆抜きのバースデーケーキを作りたい!」

私の自家製天然酵母パン教室で初めて来ていただく方にはアンケートをさせていただいているんです。
その中で
「作ってみたいお菓子は?」

「卵、乳、大豆抜きのバースデーケーキ」

・・・
ちょっとやそっとの技術じゃできない気がする。。
しかもこのママは今、子どもに叶えてあげたいんだよね。
小学生になってから~とかじゃなくて。
今、私にできること。。繋げること、情報を伝えることかなあ。。と思いました。


素材の味が生きる郷土料理を伝えたい。
私が長野に来た理由。
それは勝手に郷土料理に関わるためというのがあるのでは、と思っています。

でもね、先輩方の味つけがどうしてもそのまま受け取りにくくて。。

世代の味ってあると思うんです。
70代以上の方は戦争を経験していて、ひもじい思いもし、
嫁という立場をやりつくしているから
「じゃがいも嫌い、お蕎麦嫌い」っていう方がいらっしゃいました。

また5、60代は高度成長期時代。
味付けもとっても裕福。甘くてしょっぱい味が好まれる気がします。

では今の子育て世代の味は?

ジャンクフード世代。
その中で子供に何を残していきたいと思うのか?


私は素材の味を感じる、味は添えられたものくらいの味付けを残していきたい。
素材の味、命が十分に感じられる調理方法が知りたい。
でも今残さなければ消えてしまう、信州の手わざ、知恵も伝えたい。



主催を決意するにはちょっとだけ時間がかかって。
これ以上に私できるのかなって。
でもどうしても、残したいし、伝えたかった。
その想いは変わらなかった。

だから小幡さんのお力を借りられるなら
人にも伝え、
自分も努力しようと思いました。

私は日本人として、信州人として、
それを担ってきた女性として、
マクロビと信州の伝統料理をmixしたものを次世代に残したいと思います。



  


Posted by あんこだま at 00:13Comments(0)