2009年09月07日

百姓屋敷「わら」

そこに求めていたものがありました。

百姓屋敷わら に行ってきました。


行く前はずごく悩んでいたんです。。

本当に自分の求めるものはそこにあるのか。
(最近、私の道は食なんだろうか、と原点に戻ってしまった私。)
こんなにお金と労力を使って行くべきところなのか。。
家族を同行してまで行くべきなのか。。。

「これで本当にいいのだろうか」
「これで本当に正しいのだろうか」

この質問、一番答えの出ない質問ですよね。
あのときの自分にはとてもハードルの高い壁のように感じたんです。
でも何かがある気がしたんです。

だから申し込みもギリギリ。
先週は子ども達も手足口病になるし。。。
かえって良かったのかなんて思っちゃったり。

でも最後に背中を押してくれたのは旦那さんでした。

「いつになく僕の判断早かったでしょ。
何かモヤモヤしているな~って思ったんだ。」

・・・・
バレバレでした。

結果は大正解。

家族で行けて本当に良かったです。

そこに私の求めているものが確実にありました。。。


最後に出されたスープはまさに圧巻でした。
野菜の甘み。
出汁の香り。
それが全て調和されていて、かつ個性が引き立っている。




お料理はどこでも手に入るものばかり。
でも本当に心のこもった料理ってこういうことを言うんだ。。。

開眼でした。
こんな料理が作りたい!!


夕食時と朝食時にご主人の船越康弘さんとお話が出来ました。
こういう方達のスケールの大きさはどこから来るんだろう?

垣根の低さ。
奥深さ。

私の話にも向かい合って聞いていただき、
子どもたちともあっという間の仲良し。

「私、生まれてくれた自分のパンに合う料理が作りたいんです。」
「レシピを参考に作りますので、もし作れなかったら聞いてもよろしいですか?」

「今日出たきんぴらとか合うと思うよ。」
「頑張らなくっていいんんだよ、楽しんで♪」
「じゃあ、長野に料理教室やり行くよ。」

と言っていただきました。。。

感覚の大きさ、
懐の広さ。

その日を楽しみにして、
日々これからお料理に励みたいと思います。

昨日の郷土料理教室でも
次回インタビュー記事をご紹介する、池田玲子先生から直々に教えていただけることが
来年1年間あるみたいという情報もいただきました。


自分の転機が来ている感じです。



  


Posted by あんこだま at 17:19Comments(4)