2009年03月20日
「ハリウッド・ドリーム」

すごく装丁が綺麗な本だった。
海のような、青空のような。
帯の「信じれば夢は必ず叶う」という言葉も魅力的だった。
最近CMでドラゴンボールがアメリカ版で映画化されているのは見ていた。
その中で日本人らしき人がいるなあとも思っていた。
でもまさか田村英里子さんとは。
著書「ハリウッドドリーム」は単身ハリウッドに渡ってからの9年間を綴ったもの。
揺るぎない夢、
ともかく信じることがどれだけ支えになったかが書かれていた。
読んでいる立場としては本当に大変だったなと思うし、頑張ったなあって思う。
でも彼女は
「私は、一度も自分が苦労していると思ったことがない。
夢を失い、もう立ち上がれないと絶望したこともあったけれど、(中略)
みんなから勇気をもらってなんとか生きてきた。
嫌だったら、いつでも辞めてよかった。
でも、一歩一歩自分の人生を歩んできて、誰のためでもなく、
好きなことを続けている自分は幸せだといつも思っている。」
最近、純粋に自分と向き合うことの大切さをしみじみ思う。
小さい石ころを積み重ねるような毎日なんだけど、
きっとこの作業が大切なんだ。
そしていつか私は、
「私って生きているだけで幸せだな~」
って実感する日を迎えたい。
何がある、とかそんなこと抜きで、
生きているただそれだけで、幸せと言える自分になりたい。
そして今はその日は必ず来る!と信じられるのが大切だと感じる。
この本は自分を、心にある夢を信じることの大切さを教えてくれます。
「私に出来たのだから、あなたにも絶対できるはず。
大事なのは本当は何をしたいのか、どんな人生を生きたいのかじゃない?
夢に辿り着くまでの長い長い時間、人生の大半を費やすのだから。」
Posted by あんこだま at 23:17│Comments(0)
│book