2010年01月01日

人間関係の謎を解くコツ

実家にいます。

実母を見ていると似すぎていて、苦笑いしたくなる。段取りが悪いから間に合わなくて私達が到着後に、料理の仕上げ。

イライラモード全開の母。
久しぶりに帰ってきた家族としては、支度よりも話がしたいのですが声もかけられません。

以前は嫌な気分になりましたが、自分に「段取りって大事だね。」「どんな時でも一言聞く姿勢って大切だな。」と冷静に呟けるようになりました。帰省の度に私、進歩、進歩。

自分の生い立ちをどう捉えていたか分かる度に今に繋がっていることを痛感する。

私はどうしても
そのままの私自身を
認めてほしかった。

だから小さい頃は目立ちたかった。

今でも人の役に立ちたいという気持ちは
人一倍強いと思う。

喧嘩が絶えず、
聞いてもらえず、
寂しかった。

いつも比較され
結果で評価されて
いつも不安だった。

何か悪いことが起きたときこれは自分のせいだと
悲しくて仕方なかった。

自分も
育った家庭も
否定することしかできなかった。

だから結婚したとき
旦那さんの実家は眩しく見えた。

気遣いがあり、
団欒があったから。

手料理を一緒に会話をしながら食べるってこんなに楽しいんだと思った。

興味を持った姿勢で聞いてもらえるってこんなに幸せなんだって思った。

でも
だからこそある古い風習。
風習には意味があると思う。
でも当時の私には受け入れられなかった。

受け入れられない自分が許せなかった。
こんなに苦しいのに
うまく伝えられず
結果理解してもらえない旦那さんに恨みを持った。
風習を崩せない旦那の実家、地域も嫌いになった。



今ね、やっと気付いた。

自分を認めていないところから始まっていた、
感情への良い、悪いという評価。
さらに思考への移行による悩むという悪循環。


アタマニキタ!は頭に来たで良かったんだ。

嫌いは嫌いでいいんだ。

嫌いも怒りも悲しみも苦しみも
私だからこそ
生きているからこそ
感じること。

湧きあがっていいんだ。
そう思っていいんだ。


自分の生い立ちを認められず、
一生懸命、ただ相手から求められる自分になろうとしてきた。
自分がそれを無意識ではあったけど選んできた。

だれかが望む人になるだけでは幸せは感じにくいよね。

自分に嘘をつくのだけは止めようと思う。
自分に正直に生きていく覚悟は決めた。
だから困難がたとえあっても冷静でありたい。
きっと覚悟があれば大丈夫。


家族って何だろう。
夫婦って何だろう。
私って何だろう。

多分ね、答えなんてない。
答えは人の数だけある。

分からないところを楽しみながら作ること。

それがコツだよね。


今、幸せだから安心して自分と向き合えるのだと思う。


2010年も
皆さんにとってよき年になりますように☆  


Posted by あんこだま at 17:07Comments(0)私時間