2009年10月24日
紀里谷和明さんの講演会、続き
紀里谷和明さんの講演会の続き。
紀里谷さんが出ていた情熱大陸、
私続けて2回観ました。
理由は
1回だと紀里谷さんの直情的な喜怒哀楽のテンポについていけなかったこと。
それと
「この人ここまで自分を夢に賭けていてスゴイ!」と思った反面、
命を使って生きることに理解のない世間に怒りまで感じる想いと
溢れる恩師への感謝のギャップに戸惑ったから。
直接お会いして、紀里谷さんの根っこが知りたかったんだと思う。
だから情熱大陸を観た時に「私、絶対この人に会いたい!!」
その願いが叶い、自分への問いが晴れました。
優しさと厳しさは同じ。
厳しさの中にしか優しさはない。
そう教えてくれたのが灰谷健次郎さんが「初めて会った人、教師」と称した
教育学者の林竹二先生。
私の卒論のテーマでした。
よく授業で子供が答えに窮していると教師は可哀想だからと座らせてしまう。
考える機会、浄化の機会を奪う、それほど残酷なことはない。
その子供が導き出す答えを待つことが教育だ。
紀里谷さんもめちゃめちゃ厳しかった。
講演中、多分半分弱くらいは質問時間。
真意を感じない質問には全く取り扱わなかった。
またブレのある質問には切り込んでいった。
「あなたの命はどこにあるの」
しかも海外期間が長いはずなのに日本語のブレを全く感じない。
いつも自分の芯から生きているからなんだろうな。
命は間違いなく、繋がっている。
今、この瞬間が未来にも過去にも。
「今、生きているのはすごい確立。
たった数十年前、日本の同世代は未来の日本人のために夢を追うこともできずに
死んでいった。
俺はその人達の分まで背負って生きている。
だから自分が信じていることでだけ生きていく。戦っていく。」
「絶対、戦争のない平和な世の中が来るって信じている。
それを伝えていきたい。
だから自分にできることを人に与えていきたい。
皆さんもそうしてほしい。」
「子どもは親が出来るっていってあげれば
ずその子供の夢は叶うんだよ。」
「恩師から「頑張れ、おまえは出来るぞ」
という言葉があったから俺も頑張ることが出来た。」
人は知っている、どう生きたいのかを。
それに耳を傾けないだけ。
そして勝手に壁を作り、
自分を貶めてしまう。
「そのドアには本当に鍵はかかっていますか?」
「あなた、今死ぬならやらずに死にますか?」
「殺されるって思ったら、今あなたは何を選ぶ?」
極論なのかもしれないけれど
今の世の中逃げ道がいっぱいあって、
私はそれくらいの問いじゃないと選べなくなってきているのかも。
紀里谷さんは
「もしも自分に子供や奥さんがいて、そっちを支えないといけないなら仕事は続けない。」
「父や母に何かがあったらハリウッドは捨てる」
と何のためらいもなく言っていたし、
きっとそうするのだと思った。
自分の衝動にエネルギーを注ぐことを惜しまず、
いつも耳を傾け、
simpleに選ぶ。
やっと自分に消化できた感じ。
私にとってブログを書くことは浄化作業なんです。
それで誰か励まされる方もいたらうれしいなあと思っています。
ここまでの長文読んでいただき、ありがとうございました。
紀里谷さんが出ていた情熱大陸、
私続けて2回観ました。
理由は
1回だと紀里谷さんの直情的な喜怒哀楽のテンポについていけなかったこと。
それと
「この人ここまで自分を夢に賭けていてスゴイ!」と思った反面、
命を使って生きることに理解のない世間に怒りまで感じる想いと
溢れる恩師への感謝のギャップに戸惑ったから。
直接お会いして、紀里谷さんの根っこが知りたかったんだと思う。
だから情熱大陸を観た時に「私、絶対この人に会いたい!!」
その願いが叶い、自分への問いが晴れました。
優しさと厳しさは同じ。
厳しさの中にしか優しさはない。
そう教えてくれたのが灰谷健次郎さんが「初めて会った人、教師」と称した
教育学者の林竹二先生。
私の卒論のテーマでした。
よく授業で子供が答えに窮していると教師は可哀想だからと座らせてしまう。
考える機会、浄化の機会を奪う、それほど残酷なことはない。
その子供が導き出す答えを待つことが教育だ。
紀里谷さんもめちゃめちゃ厳しかった。
講演中、多分半分弱くらいは質問時間。
真意を感じない質問には全く取り扱わなかった。
またブレのある質問には切り込んでいった。
「あなたの命はどこにあるの」
しかも海外期間が長いはずなのに日本語のブレを全く感じない。
いつも自分の芯から生きているからなんだろうな。
命は間違いなく、繋がっている。
今、この瞬間が未来にも過去にも。
「今、生きているのはすごい確立。
たった数十年前、日本の同世代は未来の日本人のために夢を追うこともできずに
死んでいった。
俺はその人達の分まで背負って生きている。
だから自分が信じていることでだけ生きていく。戦っていく。」
「絶対、戦争のない平和な世の中が来るって信じている。
それを伝えていきたい。
だから自分にできることを人に与えていきたい。
皆さんもそうしてほしい。」
「子どもは親が出来るっていってあげれば
ずその子供の夢は叶うんだよ。」
「恩師から「頑張れ、おまえは出来るぞ」
という言葉があったから俺も頑張ることが出来た。」
人は知っている、どう生きたいのかを。
それに耳を傾けないだけ。
そして勝手に壁を作り、
自分を貶めてしまう。
「そのドアには本当に鍵はかかっていますか?」
「あなた、今死ぬならやらずに死にますか?」
「殺されるって思ったら、今あなたは何を選ぶ?」
極論なのかもしれないけれど
今の世の中逃げ道がいっぱいあって、
私はそれくらいの問いじゃないと選べなくなってきているのかも。
紀里谷さんは
「もしも自分に子供や奥さんがいて、そっちを支えないといけないなら仕事は続けない。」
「父や母に何かがあったらハリウッドは捨てる」
と何のためらいもなく言っていたし、
きっとそうするのだと思った。
自分の衝動にエネルギーを注ぐことを惜しまず、
いつも耳を傾け、
simpleに選ぶ。
やっと自分に消化できた感じ。
私にとってブログを書くことは浄化作業なんです。
それで誰か励まされる方もいたらうれしいなあと思っています。
ここまでの長文読んでいただき、ありがとうございました。