2009年08月04日

「たあくらたあ」






「たあくらたあ」ってどんな意味なんだろう。。。
長野の方言なのかな?

この情報誌、農楽里ファームさんから
「是非読んで見て!!」と言われて初めて手に取りました。

その先、が分かる情報誌。
そんな感じがしました。

例えば給食問題。

長野市では給食が止まってしまい、問題になりましたよね。

長野市市街地なんて、こんなに子どもいっぱいいるのに。。
えっ。
給食センター、たったの2つ(でしたよね)。
そんなのおかしいよ~。
大体、給食センターでご飯作ったら美味しくないじゃない。

量をいっぱい作ったら美味しいっていう方程式だって限界はあるし、
量を作るからこそ、手抜きもあったりする気もしちゃう。

でも手を入れるか、抜くかの差は、
その場で働く人がどんなに歯を食いしばって頑張っているか、
それを取り巻く市民がどれだけ現状を理解し、
声を上げているかなんだろうなあと、
「たぁくらたぁ」を読んで理解しました。

有名になった旧真田町の事例も
事例を知るだけじゃなくて
当事者の給食改革の根拠や困難も知ることが出来ました。

また小諸市では出汁をとる給食、
地産地消の給食が
作られ、育てられてきたこと。
それは栄養士さんの力に寄ることが大きかったことが
書かれていました。


茅野市でも実感したけれど
ホント政治の力って大きい。
生活の隅々まで気づかぬうちにコントロールされちゃう。

「たぁくらたぁ」にも書いてあったけれど、
立案で気づいたら遅くって、
計画段階でその真意を見抜かないとダメなんだよね。

政治ってけっこうセンスなんだと思う。

前茅野市長。
一人のママの声に耳を傾け、
ママの声の総意を耳にし、
ママの声を育児に関わる人に繋げて
長野県初の子育て広場を作った。

その手腕はすごいなって思う。
もちろん欠点はあると思う。
それを是非なんとか改善していってほしいと思う。

長野市は「たあくらたあ」のなかにも書いてあったけれど
市民の力も長の力もイマイチ弱いみたい。
規模が大きいのよね。
なかなか繋がらない。

私も長野市にいる間、問題と感じることは
ひとごととは思わず、関わり続けたいなって思った。


それ以外にも
まだまだ考えさせられる提起がいっぱいの「たあくらたあ」!
私もお友達に配りたいと思います♪


本はこちらで手に入るらしいですよ♪




  


Posted by あんこだま at 22:43Comments(0)book