2009年01月14日

制約があるからこそ楽しい

「グリーンツーリズムシンポジウムinながの2009」に行ってきました。

前半の後援会は養老孟司氏による「脳から農へ 平成の参勤交代」でした。

ずっと楽しみにしていた後援会だったのに…どうしても外せない用件が入ってしまい、2時間の講演中最後の30分の聴講。さっぱり分からず。

でも私としては後半のパネルディスカッションがすごく勉強になった。

長野で農家民宿や農家レストランを先駆的に開業して20年弱。お一人、お一人の言葉には深みと重みがあった。

私が一番受け止めた言葉。農家レストラン「職人館」の北沢正和さんの「制約」という言葉。

農山村の良さは制約。物も人間関係も都会に比べると数が少ないし、制約がある。でもだから面白い。。

逆転の発想だった。私は嫁
に来たときのカルチャーショックが抜けなくて、どこか心の中で田舎特有の風習が受け入れられずに来ていた。

やっぱり、ど〜しても、土に近い暮らし、季節に寄り添う暮らしがしたいと思う私。

そして自然から、自然と寄り添う暮らしから、そこで暮らす人の温かさから、人の成長や癒しを大切にする暮らしがしたいと思う私。
風習ってね、便利になった今ではただ縛られてしまっていたりするものもある。
でも今までそのムラに必要であったものが風習。

制約があるからこそ、田舎は楽しい!

いつかそんな風に心から言え、満喫している自分に会いたい!
  


Posted by あんこだま at 00:53Comments(0)