2009年05月11日

その分 夢があったから

数週間前の「情熱大陸」の話になりますが。。。
女優麻生久美子さんの特集がありました。

私は映画とかには疎くてそのお名前を知ったのは雑誌Graziaから。
でもそこでは実はピンとは来ていなくて。
違う切り口で迫っていた「情熱大陸」はとても興味深かったです。

麻生さんの言葉で一番自分の心に引っかかった言葉。

「(相手の話は)肯定的に受け入れることを自分でも自覚しています。」
「何でもありに見えるんです。」
「譲れないものなんて、本当はあってはいけないことなんです。」


よく旦那さんに言われる、私の癖。
人の言葉を否定的にとる。

否定的に生きているから、自分に強いわけじゃなくって、
全てを受け入れられるからむしろ自由に生きられるんだろうなあって最近思う。


さらに6ヶ月間取材をしていて怒りをあらわにしたことが一度もなかったそうだ。
それについてもアシスタントの人に聞いても。。
麻生さんは怒ったことがない、そう。。。
銃熱大陸スタッフも唖然。

いつも自分のペースで。
どんなに状況が切羽詰っていても、心の動揺がない。


最後に圧巻だな~って想った言葉が

「いろいろ思い通りにならなかったことがけっこういっぱいあったんですけど
それが良かったなって、すごい今思います。
その分夢があったから。」

女手ひとつで育てられている麻生さん。
生きていくためにもひとつひとつを大切に演じてきたと言う。

いわゆる逆境も悪くないな~ってしみじみ想った。






  


Posted by あんこだま at 22:17Comments(0)私時間