2008年12月01日

長野ご当地メニュープロジェクト

前回の準備会で
生産量が全国有数であることから
長野市ご当地メニューの目玉は味噌となりました。

このプロジェクトは自分にとっては本当にいい刺激の場所☆

情報収集はもちろんのこと、
みなさんの食への想い、プロジェクトの意欲。。
私ってまだまだだわ~と思わされる。

今回はさらに多彩な顔ぶれになっていて。。
この1ヶ月間、主催をしているハルさんの奮闘ぶりが伝わってきました☆

今日は味噌の定義つくりを考える上で。。
味噌屋(三原屋)さんから味噌についてレクチャーするところから始まりました。


味噌も酵母から起こすパン作りも酵母菌を育てるという意味では一緒。
すごく、すごく共感するところが多かった。

三原屋さんが「仕込みみそでみなさんがご自宅で味噌を作ってもらえるのが何より嬉しい」と
言われているのは正直びっくり☆
私と同じ考えを、味噌を商売にしている人が言っている~!!

9月から教室を開いていて、不思議なことがあります。

同じ材料で作っても、家に帰ると。。同じ酵母は育たないのです。
その家に住み着いている酵母によって
あなただけのパンが出来上がります。

ゆっくり酵母に寄り添って待つ時間。
酵母の気持ちになって作ることが出来れば。。
どなたにでもおいしい自家製酵母のパンは作れるんだな~。
今の私の確信です。

でもこんなのんびりした空気は人にとって必要なはずなのに、
効率性、作業性、経済性ばかりが求められているように感じるときもある。

その結果、大豆の自給率はわずか5パーセント。
味噌屋さんも国産の大豆には生産や出荷の安定性で国産のみ扱うことが難しいそうです。
アメリカは今やバイオエネルギー関連でとうもろこし栽培が主流に。
中国は関税高に。

そして普通お店に並んでいるお味噌はわずか数週間で出来上がる。
うまみは時間をかけてこそ出来上がるのに。

味覚って培われて、初めて感じるもの。
同席した方の家族がうまみのない白いお味噌にしかおいしいと感じないという話は
理解できるだけにショックを感じた。

生産の問題。
食を伝えるという問題。

この食生活はいつまで維持されるのだろう。
子ども達に残さなければいけないものって何だろう。

ご当地メニュー開発プロジェクトから考えたことでした。

私は開発、とかアイディアとか難しいので人に伝えることで頑張りますね~^^














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Posted by あんこだま at 23:27│Comments(2)私時間
 

この記事へのコメント

本日は本当にありがとうございましたm(_ _)m

あんこだまさんのおっしゃるとおり、これから子供達に良い形で食文化も伝えていきたいです!

私も初めて知ることばかりで良い刺激をいただいています!更に食材本来の味を知らない現況にとても悲しい気持ちになりました(∋_∈)でも現実なんですよね…この企画がほんの少しでもこれからの食育に役立てば本当に嬉しいのですが…そうなるようにみんなで頑張りましょう(≧∇≦)
これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
Posted by ハル at 2008年12月01日 23:47
>ハルさんへ

お疲れ様です。
この1ヶ月間のハルさんの動きが目に浮かびました~。
お役に立てることであれば言って下さいね。
Posted by あんこだまあんこだま at 2008年12月03日 12:18
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