今を生きたい
そうだったんだなあって思った。
私、ずっと最先端のものとか、時代を表すものとかが
嫌いだった。
例えば
携帯
パソコン
ブログ
(笑)
自分でも矛盾を感じるんだけど
最後には使うんだけど
最初から受け入れられない。
なんでかなあって
最近思っていた。
思い出したのは
やっぱり幼少期だった。
ずっと父は
転勤族で
電気関係に勤めていた。
だから
いつも電気機器は最先端で
壊れてもいないのに変わった。
引っ越しもあったから
人にも、風景にも
愛着があること、
何かに属することが出来なかった。
父は仕事は一筋で
母からは欲求不満をいつも感じていて
家庭も居心地のいい場所では無かった。
幼なじみに憧れ、
お祭りに参加できること
役割があることに
すごく共感する。
父をまだまだ許していないんだよね。
私、ただ淋しかった。
だから
私はいつも
安心すること
帰属すること
愛着として残りそうなこと
に価値を置きたがるんだな
って腑に落ちた。
でも
母の世代にもし私が生まれていたらと考える。
やっぱり欲求不満だったろうと思う。
今で良かった
そう心から思う。
だから
自分の今を生きたいから
過去の淋しさを受け止め、
過去への怒りを許し
今を生きたい、そう思う。