おばちゃん、ありがとう。

あんこだま

2010年01月25日 13:35

苦しいときほど人の愛情にふれるときはないかも。

まだ茅野市にいた頃。
子どもたちが喘息で
あまりにも症状がひどくて家から一歩も出れなかった。

でも家にいることに疲れてしまって外に買い物に出たとき
スーパーで子どもが大量に吐いてしまった。

「やっぱり連れ出さなければ良かった。。」
そう後悔した。

掃除道具を貸して欲しくて頼んだら
「掃除の係の人に連絡したのでしばらくお待ちください。」

スーパーの店員さんにはそう言われたけれど
その係の人はなかなか現れない。

20分くらいかな。。
吐物をお客さんが踏んではいけないと思い、
ずっとその場に立っていた。

周りの人はじろじろ見るし、
汚い、って顔はもちろんするし、
情けないし、悲しいし、恥ずかしいし、
本当に穴があったら入りたかった。


やっと係の人が来た。
「汚してしまって申し訳ないです。」
消え入るくらいのやっと振り絞った声だったと思う。


「いいんだよ。
子どもなんて吐いて大きくなるもんなんだよ。
それより待たせちゃってごめんね。」

泣きながら一緒に片付けた覚えがある。

その時に
私は困っているママのために役に立ちたいと思った。

久しぶりに思い出したら泣けてきちゃった。

困っているときには必ず支えてくれる手がある。
そう信じられるから歩き出せる。
人ってあったかい。
そう思ってもらいたい。

最近いっぱいまた人に助けてもらっている実感あり(笑)
ありがとうございます♪

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