心のふるさと
今日、食と農の環つくりリーダー養成講座の仕上げとして。。
「食の文化祭」が行われました。
内容は演示と「私の伝えたい料理」の展示発表(試食つき)です。
今日痛感したこと。
家庭の味って心のふるさとなんだ。。。
伝えたい料理=おふくろの味って一言も書いていないのに。。。
きちんと親の手料理、特におやつをもらっていた方たちはそれを作ってきていました。
不思議。
普段の3食には申し訳ないけれど、
やっぱり間食っていつの時代でも特別だったのかな。
でも材料は手がかけられているけれど、質素なもので。
芋の煮っころがしだったり、
干しい(冷めたごはんを干して揚げたもの)だったり、
こねつけだったり。
そしておふくろの味を伝えたい、と言っている人たちの年齢が
70代前後なのも気になった。
明らかに、年齢が下がるにつれて「伝えたい料理」におふくろの味は出てこなかった。
私自身、羨ましいって思った。
その時代は貧乏で食べることだけでも大変だったのに。
私にピンとくる、「おふくろの味」って。。。なんだろう。
母には本当に申し訳ないけれど、思いつかない。
子ども達に私は伝えられているのだろうか。
不安にもなる。
私は父が転勤続きだったから、心のふるさとの原風景はない。
今引越し続きの子ども達もそうだろう。
せめて、舌の上にだけでも。。。
心のふるさとは作ってあげたい。
帰る場所を作ってあげたい。
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